20代の頃「いつまで生きていけばいいんだろう」と思っていた。命は有限なのは分かっていても人生は長すぎるような気がした。だからいっそ自分で命を断ち切ろうと何度か挑戦したりもした。死を意識して生きるって怖いことだと思う。あーだこーだ思ってることを「思わなく」なるのだよね。意識なくなるんだよね。怖いですよ。それは自分が年をとってむしろ嫌でも、そろそろ死ぬかもくらい思う年齢になったのだと思う。希死念慮は20代の頃からずっと消えないけど積極的に命を停止させようとしていた20代の私は一体何をやっていたのだろうかと思う。意識も命も停止させてしまえば楽になると思っていた。実際、停止できなかったせいでその後20年の苦しみは笑えない、今でも笑えない。今なら、このブログで憂さを晴らしたり?昔でもmixiなどで書いてたりもっと昔は日記に怨念を書き殴る黒歴史があったりするけど説明できない謎の生きづらさの解消は年取ってもできない、無理。
40数年生きたんだからこれでいいという諦め、いい意味でだけど、もういいかな。
どうにもならないことで泣きたくはない。
40歳になった頃、気分だけ吹っ切れて80歳まで生きよう、倍返しだみたいなこと思った。だけど今、何となく体が不調で80歳は無理じゃないか?と思うようになった。何歳まででも構わないから濃い生き方をしたい。ということは明日死ぬかもというつもりで生きなければならない。現実問題として後3年は生きたい。交通事故にあったり飛行機がアパートに墜落しないように!祈る。
生きることは食べること、食べることは生きること、誰かの言った名言ぽいのをパクってる感があるけど食生活に気をつけたい。かと言って自炊オンリーとまではいかないしコンビニ弁当で生き延びるのもありだろうと思う。
コンビニ弁当で生き延びる、は多分この本に書いてあった。とてもいい本でした。
生きのびるための犯罪 (よりみちパン! セ) (よりみちパン!セ)
- 作者: 上岡陽江+ダルク女性ハウス
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2012/10/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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感極まるというか切実に重いなという感想でした...
どんな人間だって死ぬんだから誰にでも等しく死はやってくる、だから老い先短いから切実に大切に生きたいなと思います。