ひきこもりポンコツメンヘラ

ひきこもりの生活保護受給者の日常。アパートの一室から呼びかけています。生活の記録。実況中継。自分語り。統合失調感情障害。

人間放棄✿人生獲得
休憩逃走中
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「絶望名人 カフカの人生論」を読み終わり笑いながら涙腺崩壊

スマホがあれば事足りるといえばそれまでだけどパソコンが壊れ気味でなぜか音が出なくなりYouTubeも何も聴けなくなった。

スマホでブログは書けるけどパソコンの方が見やすいし勉強とかするにはいいんだよ...

老眼?に近くなってきてから小さい字が見えないし、年寄りになってきた自分(><)

 

しかし布団というやつは魔物で布団の上でなんでも完結させている。音楽を聴き本を読みご飯も食べる。爪も切り薬も飲み日記を書きブログも書く。

単に部屋が狭いだけなんだけどロフトは物置で部屋自体6畳だから。

 

昨日、図書館で「絶望名人 カフカの人生論」(カフカ 頭木弘樹 編訳)を読んでいた。読み終えて不覚にも涙が出てしまった。カフカはネガティブに生き続け小説を書き続けたけど生きているうちは日の目を見ることがなく40歳で亡くなっている。日記や手紙の内容があまりにもネガティブで笑いを誘うとこもある。

涙が出たのは最後に病気になったとき実はカフカ本人は「やっと死ねる」という清々しい気持ちだったのではないかということ。

それが悲しくて私は泣いた。死んだ時が40歳。もっと生き続ければ売れる小説をかけたかもしれないし、いい恋愛もできたかもしれないのに。40歳で病気で死ぬなんて惜しすぎる。病気の時は病気の苦しさがあっただろう。そのことに想いを馳せると簡単によかったねとは言えない。でも死ねることが絶望でなく救いになっていたのかもしれないと思うと、私はちょっとね、ちょっと涙腺崩壊したのだった。

 

私も病気になって1年以内に死ぬとしたら、何となく救いを感じるような気がする。絶望人生の終焉。自分ごときをカフカに重ねるなどおこがましいが...

 

ちなみに文庫本の方を自分で持っているのだけど大きい本(文庫本に対してなんというんだろ?)を図書館で見つけて同じ内容なのはわかってたけど、読み直してみてた。文庫本には美男カフカの写真が載ってなくて、んん? と思ったんだけどイケメンなとこを、ことさらファンが強調するのは、いけすかないとは思いつつ、生きているとき報われなかったカフカの人生を思うと本当にもうな......いう感じだな。

あとカフカの写真は10代の頃の頃のようなものなんだけど30代、40代の頃はどうだったのかとミーハー心は叫んでしまう。なんかどこかの海辺で撮った写真を見かけた気もするが何歳くらいの写真だろう。いかんいかん、容姿にこだわるなんて! バカか! はい...

なんてこと言いながらカフカの本て「変身」をパラパラ読もうとして挫折したくらいのものなので今さらながら青空文庫で読み始めてみたΣ(・□・;)

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あと聖書も読み始めていて登場人物が多すぎてわけがわからない。気長に読むわ。