ひきこもりポンコツメンヘラ

ひきこもりの生活保護受給者の日常。アパートの一室から呼びかけています。生活の記録。実況中継。自分語り。統合失調感情障害。

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思い出したくない5才の頃

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中島みゆきの曲に「五才の頃」というのがある。この曲を聞くたびに憂鬱になる。歌詞内容として「五才の頃、わけもわからず泣いていた、思い出してごらん、五才の頃を」という子供の頃を懐かしむ歌だと思う。

しんどい。こんな歌はしんどい。

 

自分の五才の頃と照らし合わせて共感できない。わけもわからず泣いたことはない、理由があって泣いたことはある。思い出したい過去ではない。十分苦しい人生が始まっていた。

一言でいうと虚しい。頭の中は空っぽだった。辛いことを頭の中で打ち消して残ったのは空気だけ。空気しかない。虚無。何もない。

あの頃の私に表情はあっただろうか。なかったと思う。泣いたことははあったけど隠れて泣いていたし無表情で何もかも拒絶していた。

 

 

よく笑わない他人の子の赤ちゃんや幼児を心配するお母さんがいるのを見るが余計なお世話だと思う。笑わない子、可哀想な子... そう思われるのは少なくとも私にとっては屈辱だ。私は挨拶もできなかった。近所の人からは嫌われた。

 

笑わなくても心はあるんだよ。可哀想とか無愛想とか嫌な子とか余計なお世話だから。

 

5歳の頃からしたら大人になるにつれ怒ったり笑ったり少しはできるようになった。だけどもしこれを読んでくれる親御さんとかがいたら反面教師として、こうはなっちゃいけないと思うかもしれない。

あの頃の私を誰も助けてくれなかった。そのことを恨みに思う。それなのに誰かの子育ての反面教師にされたらたまらない。嫌気がさす。

 

世の中、素晴らしい人格者もいて自分を反面教師にしてこれからの子供たちに幸せになってほしいと願える人がいる。でも私はそうじゃない。自分が不幸なのに人の幸せなんて願えない。私は幸せになりたい。そして人の幸せも願いたい。人の不幸を喜ぶようにはなりたくないんだ。

幸せになれ。自殺なんて嫌だ。

 

生活保護になっても経済的以外に楽にならない(カツカツ)。精神状態は上がったり下がったり。動けたり動けなかったり。

子供の頃に戻りたいと思える人が心から羨ましいんだ。嫌味とかでなくてさ。

 

そんな事を思った。

 

 

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