ひきこもりポンコツメンヘラ

ひきこもりの生活保護受給者の日常。アパートの一室から呼びかけています。生活の記録。実況中継。自分語り。統合失調感情障害。

人間放棄✿人生獲得
休憩逃走中
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人間嫌い

とても人気のあるアーチストだけど自分の劣等感を刺激するのかどうしても好きになれないアーチストがいる。今では大御所なので、それほど興味もないので、いたというべきか。

 

その人は先進的だと言われ変わったパフォーマンスと共にスターダムにのし上がった。好き嫌いはどうしようもないが、その人(一応言っとくと女)を好きになれない自分を好きになれないという矛盾。嫌いなら嫌いでいい。でも先進的と言われる人を嫌う自分が古風な頭の硬い人みたいな風に思われるのが嫌だった。

人からどう思われようと構わないという覚悟が足りなかった。

 

それにしても私は頭が硬いのだろうか。それならそれでしょうがない。

そういう意味でも、もう修正はきかない。きかせる必要もないだろう。

人を嫌いだということを悪いことだと思っていた。好きになれなくても嫌うことはない、相手も人間だ、私も人間だ。だからそれは無理だ。

 

 

話は変わる。

 

小学生高学年の頃、今まで散々クラスで弱い女子をいじめ倒しておいて中学受験に影響すると思ったらしく急にいい人になった男子がいた。その男子はスポーツができて見かけがかっこよかった。群がる女子もいた。

受験を意識して急に態度が変わった。

女子を飛び蹴りしていたくらいのそいつは至る所でいじめられっ子女子に謝罪した。

何が正義で何が偽善かわからなくなった。いじめ続けるよりは改心した方がいいのはもちろんだ。でもそのきっかけが受験とか汚すぎると小学生ながら思った。いじめられてた子とはもう何年も会ってないけど最後に会った時働いてなかったよ。ずっと働いてないみたいだった。残酷だよな。

いじめを止めなかった自分にも罪はあると思う。

そのいじめられっ子のお兄ちゃんと今から15年ほど前、精神病院で偶然出会った。お兄ちゃんは入院していたのだ。私も入院していた。お兄ちゃんも小・中といじめられていた。高校以降のことは知らない。

兄妹揃って... 頭の中はパニックだった。何の因果なんだ、もう耐えられないと思った。

汚い世の中、精神崩壊とはこの事だ。お兄ちゃんは入院患者でのスポーツ中に泡を吹いて倒れたりした。食事中に倒れたのも見たことがある。

 

また話は変わる。

 

昔読んだ本で読んだんだけど、いじめられて自殺した子の親にいじめた側の親が浴びせた言葉「うちの子はいじめる側には回っても自殺なんかしない」...

そう言われた親の方は何も言い返さなかったそうだ。子供が死んでしまってから怒っても帰ってこないのは確かだけど1発くらい言った親の方を殴ればよかったのに。死んだ子供が不憫すぎる。

 

他人事ばかり話してる。自分のことを話すのは割とつらいから他人の話でお茶を濁してるのかもしれない。よくないね。

自分は家庭の中のことが多いしもう忘れたことも忘れたいこともあるし学校での苦い思い出はもう忘れたい。忘れた方がいいんだ。

 

そんな私は頭が硬いのか。もっとヘラヘラ生きればいいのか。冗談じゃない、ふざけるな。

人間を嫌いだと思う瞬間がたくさんある。これも性分。

お高く生きてみたいけれどそれは無理、お硬く生きるしかない、シャレか。

お硬く生きるのは人を遠ざけるだろうし、それでも付き合える、心の感覚が似てる人を探す旅だよ、人生は。何十億人間はいるんだ、どこかにいるさ。

 

私は信じてる。

 

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