小学校の頃、中学生の頃、高校生の頃、学校行事が大嫌いだった。修学旅行、体育祭、学祭など、みんな地獄の行事だった。爆弾でも学校に、何なら自分自身に落ちないかなと考えていた。学校で、はぐれ者になってしまうと学校行事は消え入りたくなるほどの苦痛だ。
デカい何かを待っていたのに何もやってきはしなかった。辛いまま、苦しいまま、行事をこなしていった。ひたすら流れる時間に耐えながら、気が遠くなる、あの頃の憂鬱。
世の中がひっくり返っている。今こそ、デカい何かがきたのだ。今起きている憂鬱、誰かの助けになっているならいい。
憂鬱を食べ尽くしてしまえ。