もう多くの人が知ってることだと思うけどKindleは便利。昔の海外文豪の本や古典が0円か安価で売っているし、青空文庫で昔の文豪などの本をスマホで読むのはちょっとな、と言ったけれどやはりそんなことはない。
図書館までは徒歩で行っているけど最近歩くのがしんどいし、電車やバスを使うという手もあって、そうなるとお金がかかるから10分くらい乗るだけなのだけど、片道200円程度で負担がかかるから、乗り物から乗り物への直行なら良いのだけど、割と不便なところに図書館があり足で歩かなければいけないところもある。そう考えると無料及び99円とかの本はお安い。若い頃から海外の文豪や海外古典の本を読んできたという、取り立てて読書家でもないのでスマホ時代便利だと思う。
私が若い頃何を読んできたかというと、赤川次郎、阿刀田高、氷室冴子。今この御三方はどうしておられるかはちょっと分からない。赤川次郎さんは時々ニュースなどでお目にかかるし、阿刀田高さんはまだ現役?、氷室冴子さんについてはよく分からないけど本当にお世話になった。赤川次郎さんは読みやすかったし、阿刀田高さんは大人の世界を覗かせてくれた、氷室冴子さんは乙女チックで可愛かった。
私の読書体験は途切れ途切れでよく読んだときと読んでないときに分かれる。中学生の頃が1番損得関係なく読んでいた。あの頃のように無邪気に本はもう読めないだろうと思う。年をとった。
情けないことだけど私は小学生の頃、本好きの子にイジメられていたので今も素直に本が好きだと言うことができない。大人しくても本が好きでもイジメはするのだ。やんちゃで非優等生な子だけがイジメをするのではない。触れたくない過去だ。イジメられたというより鬱陶しく絡まれた、いじられただけとも言えるかもしれないけど。
偏差値は残酷でその子は高校は頭のいい高校に行った。
イジメられたなどということにはなかなか触れたくはない。恥ずかしいもんね。イジメがクラス単位とかではなく1人か2人だったから我慢してしまったし、誰にも気付かれなかった。あれはひどいよね、と言ってくれた人もいたけど、それでもクラスに馴染めなくて疎外感を感じていたし、どこに行っても何年生になっても中学生になっても高校生になってもダメな人間だと思い知らされた。
私は不登校にはなっていない。イジメや疎外が目立たなくて人に気づかれにくかった、自分でもイジメだとは自覚できなかった。ただの孤独な人として認識されていたと思う。誰ともつるまず、つるめずひとりぼっちは寂しかった。
そんな話も今になったらお笑いでしかない。あとは余生を消化していくだけだ。出来るなら長い余生であって欲しい。まだこの世の中に生きて知らないことを知るのに忙しい。人生の前半の苦悩を後半で打ち消したい。何度も同じことを言うけれど私の世界への怨念は軽くない。怨念が薄まるまでは生きたいし、それは簡単には収まりそうにない。執念で覆したい。
ブログとかに言葉にしておくと実現しそうだ。
言霊を私は信じる。
それではまた!😛