労働について十言くらい。
生活保護受給者が言うのはおかしいかもしれないけれど。
労働は尊い。確かに日本の労働は過酷だし、過酷でいいわけはないと思っているし、無職の身の者が言うのは何だが、日本における“労働教”には背を向けて、もっと何とかどんな職種も“いい”加減にやっていけないものかと思う。
しかしやはり労働は尊い。労働が世の中を作っているのは間違いないし、なくていい仕事などないし、どんな仕事もなくなったら困る人がいるし、やはり労働は尊い。
労働がなければ、道路も出来ず、米も食べれず、電気も通らない。何気なく使っている、いろんなものが労働によって作られている。
だから“労働を馬鹿にする人”を私は憎む。
労働がダメなのではない、不労働がダメなわけでもない。ダメなのは労働を腐す人だ。
ただ私は、高給取りが低給を腐すのが嫌なだけで、働いていない人全てに働いて欲しいとは思っていない。私も働いていないし、事情は誰にでもある。働かないのも自由だ、みんな自由だ、私は自由だ。
私は過去に介護をしていた。いろいろあって辞めたけれど、やって良かったと思っている。自分に合う施設があればまたやってみたいと思うくらいだ(実際には体にガタがきていてダメだと思うけれど)。
それがある日、YouTubeで介護は賃金が安いからやらない方がいいと話す人の動画を見た。
介護の賃金が安いのは問題だし、将来的に変えていかなければいけないとは私でも思うけれど、だけど私には介護の世界にいる人は賃金だけでやってはいないように見えた。
賃金が安いから自分はやりくない、そりゃあ勝手だけれど、世の中に必要な仕事だし、世の中に不要な仕事はない。とにもかくにもお金が欲しいんだね、そりゃ私だって欲しいけれど、でもそれだけじゃないものってあるでしょ。
その人の動画を少し見たけれど、賃金の低い職種を軒並み馬鹿にしているように見えた。その人は高給取りであり、賃金の高い仕事にも価値はあると思うけれど、これはちょっと... まぁ妬みはもちろんあるがここでは言わない。
金、金、金がある方が偉い。そんなわけないだろ。
賃金に差があってもいい。誇りは持とうぜ。
私はコミュ障で人とコミュニケーションがうまく取れず、それが退職に向かわせた。ただ最初の介護のときは社長からのパワハラというか、いじめによるものだった。同僚には恵まれていた。先輩方にはよくしていただいたのだ。
労働は尊いという言葉を私は止めたりしない。それは私個人の一意見だけれど生活保護受給者という立場で言っておかないといけない。もしかしたら一生、生活保護かもしれないが、それでもそう言わなければならないと私は思う。それを忘れて生きるのは私は嫌だ。
だけど私も本音では働きたくない。それでも世の中みんなが働かなくなったら世の中が壊れる。だからお金を払って世の中を作ってもらうのだろう。労働者が誇りを持てなくなったら世界は壊れるのではないか。どんな人でも人間誇りが必要じゃなかろうか。
ちなみに私はベーシックインカムより生活保護ありきの労働社会がいいと思っている。将来みんな仕事は、機械がしてくれるようになるのかなぁ。それでも働きたい人はいると思うんだけどね? あと無能にも生きる権利はあるんでね。たとえ働かなくても。
だから誇りを。
✴︎労働関係のことについて勉強が足りないため、ただの労働に関する私の感想になってしまいました。すいませんでした。勉強します(╹◡╹)
あと別に高給取りの悪口ではありません(^◇^;)
終わり。
ではまた!🤗