大好きな「ソウ」シリーズ9作目。期待が大きすぎたせいか、何事もなくあっけなく終わったように思う。グロ描写は少なく、ストーリーで見せるサスペンスのよう。それが悪いのかって言ったら悪くない。
大好きと言いつつこの映画2021年のものだった。知らん間に公開されてた。知らないのは私だけだったようで。
主演は、クリス・ロック。あのウィル・スミスに殴られた人。いい役者でもあるだろうに。
クリス・ロック、警官の役で同僚が次々殺されていく。
サミュエル・L・ジャクソンも出てたんだけど「ソウ」が微妙に有名人に侵食されてく感じが何とも。文句がある訳ではないけど、いやあるかな。何となくB級感が薄れたような。単に今までの「ソウ」に出てた人を私があまり知らなかっただけだろうけど。今まで出てた人で私が知ってたのは、ダニー・グローバーとコスタス・マンディロアだけ。強烈な有名人が出演すると「ソウって映画」じゃなくて「〇〇〇〇っていう俳優さん出演の映画」になってしまうので、あんまり有名人に出てほしくないと言う希望的心。
グロ描写が好きなわけじゃないけど、やはり売りのひとつなので期待してたのに(やっぱ好きなんじゃん！)、意外に肩透かしだった。
ひどい殺され方で警官ばかり殺されて行って犯人は誰だ！ってことになるんだけど、それがジグゾウの模倣犯らしいと。最後のどんでん返し、もうひとつどんでん返しを期待したけどな。それもなかったので物足りなかった。この人が犯人？のまんま終わった。何の捻りもないように思った。
結局ジグゾウと何の関係もない、ただの私怨だったなんて、ガッカリだよ。ジグゾウとどう関係あるんだろうとワクワクしてたのに。だってこの映画自体ジグゾウがヒーローのようなものだからさぁ。ジグゾウの模倣犯云々なんて名前だけじゃないか。
最後にお馴染みの決め言葉を言わなかったのが今までの「ソウ」とは違った。あのセリフ楽しみにしてたのに！
不満ばかりぶちまけてしまったけど、観終わったらとりあえず合点はいった
また1から見直そうかなぁ。
ではまた🤩
