トーベ・ヤンソンはレズビアンだったと聞いていたけど正確には両性愛者のようだった。男性とも恋に落ちている。
トーベが好きになる女性、ヴィヴィカは結婚しているのだけど、トーベも並行して男性とも付き合っている。それなのにヴィヴィカが浮気をしたらショックを受ける。自分だって男性を弄んでいるのに。
と言うか、当時の両性愛事情って女は女と関係を持っても、男性のそれとは別物なのか? 割り切れるものなのか? 男性の方に「男はあなただけよ」とか言って、ヴィヴィカと付き合うのを男に公認にしてたけど。どっちかにしないとそりゃぁ不幸になるのではと言う気がした。
イラっとくるような憔悴感があったけど、ヴィヴィカとうまくいかなくなって別れても、また女性と出会い生涯暮らしたみたいなのでよかった。
「ムーミン」は好きなのでトーベ・ヤンソンの伝記などがあったら読んでみたい。同性愛、両性愛?であることを隠さなかった潔い生き方をした女性だと聞いていたので興味が湧く。
映画ではフィンランド語ではなくスウェーデン語を話してたみたい。私にはまだ聞き分けは出来ない。Wikipediaにもスウェーデン語を話すフィンランド人作家との記述があったけど、トーベ・ヤンソンはスウェーデン系フィンランド人で、育った家庭ではスウェーデン語を話していたらしい。
フィンランド語は喋らなかったのかな。親がスウェーデン系でフィンランドで生まれたそうだ。フィンランドにはスウェーデン語との言語闘争があったらしく悩みがちだったよう。
Wikipediaで言語闘争の日本語訳を読んでいたら、私の頭はパンクしそうになった。
ではまた😃