今日実家を片付けに行っていた。もうちょっとで終わる。その中で手紙が結構見つかる。ほぼ破って捨ててるんだけど驚くようなことを書いてある手紙を見つけた。
「虐待親からは離れることが先決です」「あなたが親にこだわるのは虐待の度合いがひどく逃げ出せないのでは。ジュディス・ハーマンも書いてた通り支配されている(云々...)」と書いた手紙が見つかる。
私はその手紙の日付からすると30歳くらいで手紙の主とは頻繁に手紙の交換をしていたことは覚えてるけど、そのようなことが書いてあったことは全く覚えていなかった。
いちいちもっともなのだけど内容を読む限りその人の優しさにつけ込んで、1週間に5通の手紙を出していたとのことも書いてありそれも驚く。それでもその人は丁寧な手紙の返事をくれていた。
その頃精神科に入院をしていて病院で手紙を受け取っていたのもわかった。
ジュディス・ハーマンの「心的外傷と回復」は昔読んだ記憶がある。難しかったということしか今は覚えてないんだけど、その当時はそれなりに感化されていた。虐待などの話題の中では有名な本なのにカウンセラーに話すと「その本は知らない」と言われた。自分の方が知ってるなどと威張りたいわけじゃないが何だか納得がいかなかった。
虐待親から離れる、その手紙をくれた人には私の親は虐待親に見えたみたい。間違ってはいない。今は部屋の片付けと思うから会うけれど、それでも、もう会わない方がいいのかもしれない。会わないのが悲しいと少し思ってしまう。支配されてる証拠だろうな。
でも不意に父親を階段から落としてやろうか、母親を突き飛ばしてやろうか、相手が年老いた今ならできる。そう思う自分が怖い。
宣言として実家に行くのはあと2回で片付けきって虐待親からは離れるのがやはり正しい。早く決断できなかった。後悔してる。
自分の人生生きなきゃいけない。何にも縛られず自由に。今からでも可能だ。
生活保護だから旅はあまりできないと前に書いた。でも頭の中は果てしなく自由。どこまでも行ける。はばたける。誰にも踏み込まれない聖域。
頭の中の新しい道を歩きたいと思う。
口幅ったい言い方だけど来年はゆるい出会いも期待している。今年もブログは楽しかったしいい出会いがあったと思う。これからは人に出会っていきたい。何も考えずに流れていきたい。
プライムビデオで有料で観た映画。有料199円だからレンタルDVDの2倍の値段。割高だけど家で簡単に観れたのでAmazonプライム・ビデオは便利だ。
実話を基にした映画。
主人公がアメリカを徒歩で旅するのだけど辛い人生にドロップキックみたいな感じもあり、いやそんな軽い感じじゃないんだけど、やりきれない人生からの逃亡、性的に逸脱したり、盛りだくさん。観てみたかった映画だったので観れてよかった。
頭の中は自由だ。むしろ優しい妄想の中で遊んで生き延びてきたようなものだから私の処世術は間違ってなかった。できることはそれだけだったし、それで精一杯だった。
人生は素晴らしい、言っていたら言葉通りになるかな。
なったらいい。