最近気になっていることがある。
先日、斎藤一人さんのお弟子さんらしき女性がやってるショート動画をYouTubeで見た。
障害を持って生まれてきた人は魂の成長のためにそういうふうに生まれてきたというようなことを言っていた。
え？ マジですか。
私は斎藤一人さんの考えとは距離を取っている。言いたいことは分からなくはないけれど、いや、やっぱり分かっちゃいけない、納得してはいけないと思う。そんなのは受け入れられない。
斎藤一人さんは動画の中で「私はバカで」という女性に「バカというか男性はうんうん言って話を聞いてくれる女性が好きだからいいんだよ」的なことを言っていたり、障害に関しても何か変なこと言ってたし、納得出来ないところがある。家が片付いてないと子どもが登校拒否になったりもするとかも言ってる。動画はたくさん上がっているのでいちいち探すのは難しいけど、そういうのにちょくちょく私は気が障る。
障害があるのは“偶然”じゃないかと思う。魂の成長のためだなんて残酷だよ。
そのお弟子さんは綺麗な女性で、屈託のない笑顔でそんなことを高い声で朗らかに話すんだ。
仏教系の人がたまに言ってるのを聞くんだけど「前世で悪いことをしたから障害を持って生まれた」とか言うような胡散臭さを感じる。
障害持って生まれるなんて偶然だよ。人間生まれたら人間で人間として人生が始まるんでしょ。
魂の成長という言葉の裏には「自分は他の人間とは違う」みたいな薄ら寒いものを感じる。自分は上だみたいな。自分は魂の成長をして、レベルの高い人間になっていると思えれば気持ちいいかもしれないけどさ。
そういう斎藤一人さんの教えに私は拒絶反応が出る。
私は体には障害がないから体の障害のことは分からない。体の障害を持った人はこういう発言どう思うのだろうか。十人十色とは思うけれど気になった。
ありがとう、感謝してますとかいうのも何か宗教的で好きじゃない。というより斎藤一人さんの場合、宗教じゃないから余計タチが悪いのじゃないか。
斎藤一人さんはいいことも言っているんだ。それが罪深いと思う。
寒くなったな。
あ、今日は精神科病院で自立支援の更新の手続きをしてきた。障害者手帳はまだ期限が1年あったので出さなくてよかった。何だ、もっと早く言ってくれよ。
ではまた🤔
