遠い風景の中に私の寂しさがある
知るもんか 私は叫んであぐらをかく
あなたは行く 放してくれる場所へ
知るもんか あなたは叫んで涙を飲む
手を取って踊るんだ 寂しさを包むように
あの人の風情を真似してみる
私の寂しさを飲み込むように
寂しさは走るように現れる
隠しようがないかのように浮かぶ
布団の端っこで涙ぐむ
布団の端っこにしがみつく
布団の端っこに刻み込む
寂しさを刻み込む
簡単に涙は出る 全て忘れても
置いてけぼり 寂しいな
私の寂しさの復讐 仕返しが
恐ろしいから苦笑いして交わす
どこかから覗き込んでいる
冷たい視線投げかける
いつも知っているんだよ 一人ぼっちの宴
知らないうちに一人ぼっち いつからだ
憂鬱は美味しいんだよ
憂鬱を栄養にして大きくなるんだよ
寂しさが育てば欲しいものが手に入る
彼方からそれはやってくる
ようこそと迎え入れる 嬉しいね
地続きの寂しさを可愛がってみれば
安心して眠れる
寂しさを刻めば安らぎがやってくる