ひきこもりポンコツメンヘラ

ひきこもりの生活保護受給者の日常。アパートの一室から呼びかけています。生活の記録。実況中継。自分語り。統合失調感情障害。

人間放棄✿人生獲得
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【ひきこもりと映画】ドリーム

「ドリーム」見てから好調だった精神的なものが崩れました。人が差別されるの見るのって辛い。嫌なことから目を逸らして紛らわしてきた身としては人種差別と性差別を見るのはすごく辛くて見ているうちに見るのやめようかと思ってしまった。

キャサリン、ドロシー、メアリー、NASAで働く3人の黒人女性がロケットの打ち上げのために重要な役割を果たしていたというお話。

お話の中でオフィスで働くキャサリンが白人と同じトイレを使えずトイレ行くのに遠くまで行くことになって40分、席空けなきゃいけなくて、それで上司に怒られるんだけど涙ながらに反論したとき辛かった(私がね)。でもその反論のおかげで上司が味方になってくれて、少しずつゆっくり理解を得れるようになるんだけど。

メアリーは白人しか行けない学校に入学するために裁判所まで行って訴えて力説するんだけどこれがカッコ良い。

ドロシーは昇進を勝ち取る。ドロシーはリーダーシップがあるのだけどなかなか昇進できなかったんですよ。もちろん差別のせいで。

でも、めでたくロケット打ち上げは成功する。

言葉にすると薄っぺらくなる。表現力がないんだけど、映画はとても良かった。事実をもとにしてるという迫力かな。

この映画に出てくる3人の女性は長く生きられたようでホッとした。最後に3人のご本人の写真が見れるのだけど伝記物の良さって物語がうまく収まって、この人たちですよーって出てきて感慨深くなるじゃないですか。だって差別されて悲惨な人生歩んだとか酷い目にあったとか、志なかばで死んじゃったり正直そういう人の方が多いと思う。ハッピーエンドばかりではない。見たくないなと思ってしまう。だからこそ信念貫いてやり遂げた人に心打たれるんですよね、きっと。何かホント薄っぺらくて軽い感想になってますが。

人種差別も性差別も今よりひどかった世の中で勇敢に生きた人たちがいると知るのはとても勇気づけられました。

 

3人の女性の話だけどキャサリンの話が多くてキャサリンの上司がケビン・コスナーなんだってググって初めて知った。そうは見えなかったな、悪い意味じゃないけど。あと意地悪な同僚が「ビックバン★セオリー」のジム・パーソンズで「ビックバン★セオリーの人に何か似てる...」と思ってたらやっぱりそうで意地悪な役やるのも大変だと思った。

何か見たことあるといえばキルスティン・ダンストも出てたけどやっぱり「何か見たことあるなー、誰だかわからないけど」と思って調べたら「あら、あなただったの」という感じ。

 

とにかく本当にいろんな差別的なことが出てくるので心がやられる。目をそらしたらダメなんだろうけど考えすぎて病みそうだった。

見る“ま”というのも大切なのかも。

 

差別はいけないといっても、まだまだ人種差別も性差別も、ほか諸々の差別もありますよね。日本も例外ではない。いつかみんなが笑顔で仲良くできるときってくるのかな。そんなことを考えた映画でした。

なんにせよキツかったです。

 

ではまた( ^∀^)