映画観た。
「何が彼女をそうさせたか」。
1930年の映画。91年前。ヒィ、気が遠くなるな。最近、昔の映画が見たいという欲求が高まっている。
主演の高津慶子、調べて計算してみたが、自分の父方のおばあちゃんより年上だった。高津慶子は1912年生まれ。私のおばあちゃんは1915年。ほぼ同年代なので、私のおばあちゃんもこんな髪型や服装だったかななどと思いを巡らした。
そういえば記憶の中のおばあちゃんは、私が小さい頃も着物を着ていた。
使用人は着物を着ていてもお嬢様は洋服に靴。この時代に洋服と靴があったのには驚いた(世間知らず)。
外は見渡す限り荒地のような平たい土地が広がっていて感動。
電話や時計がその頃もあるんだなとかいう目線で見ると面白い(世間知らず)。
ストーリーは非常に胸糞悪く、明るい話ではない。女が陥れられていく話なのでよくなかった。
高津慶子が可愛い感じの人なんだけど(女学生の役)、時代が違ってもこういう顔ってあるんだなって民俗的なものを感じた。欧米の女優さんみたいだなとも思うけれど。その当時からこういう顔が好まれたのかな。
字幕や音楽は復刻委員会のようなところで新たに作ったものらしいので、本当はどうなっていたのかは謎だけど、映像は嘘ではないんだろうし貴重なものだと思う。映像の最後の部分が紛失しているそうで残念だった。
観れて良かった。
ではまた🤗😊