ひきこもりポンコツメンヘラ

ひきこもりの生活保護受給者の日常。アパートの一室から呼びかけています。生活の記録。実況中継。自分語り。統合失調感情障害。

人間放棄✿人生獲得
休憩逃走中
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Netflix観た「殺人鬼との対談:テッド・バンディの場合」

番組の中で、テッド・バンディについて「イケメンで、犯罪者らしくない」と何回も言っているんだけど、テッド・バンディがイケメンだからと言って、イケメンも殺人をするなどと言ってしまえばそれ自体、何て差別的な響きなんだろうと思う。それじゃあ殺人犯はみんなブサイクなのか、ブサイクだったらどうなんだという話にもなる。

テッド・バンディがイケメンであろうがなかろうが、殺人を犯すのには育ちが関係するかもしれないし、虐待への溜め込んだ怒りかもしれないし、そういう気質なのかもしれない。親からの虐待のことは少し触れてはいるが決定的なことがあったとは分かっていないし、それらは全部違うかもしれない。結局、何が原因かは分からない。

なぜそんなにも多くの女性を殺したのか。怨恨でもなく弾みでもないとしたら何なんだろう。

番組が進んでいく中でテッドが「どうしても殺さずにいられない。病気なんだ」と言っていたことなどが明かされるんだけど、そんなものなのか。

女を下に見ていたようなことも話しているけど、いくら女を下に見ていても殺すことなんて稀でしょ。

病気だと言われても被害者の立場に立って考えたら苦しいよな。かなりひどい殺し方をしているんだよね。ひどい殺し方じゃなくても苦しいけどさ。

何の業なんだろう。そう考えると殺人者って何だか哀れだと思わなくもない。

解せないのはテッドが死刑になる当日、野次馬的な人々が大勢刑務所のまわりに集まって、お祭り騒ぎをしていること。まるで“祝い”だ。にこにこ笑いながらインタビュー受けてたり、Tシャツ作って売ってたり、すごく楽しそうだった。若者が多いみたいだったけど、遊びに来てるの? まるでイベントみたいだ。そこに、ものすごく引っかかった。

 

ではまた😃