私はよく水を使う。トイレから出て手を洗うし、飲み水をペットボトルに汲むときにも水を使う。
手を拭くのが適当だから床に水滴が落ちる。ちゃんと拭けよ。手を拭く回数が多いのでタオルがすぐにびちゃびちゃになる。
水滴が部屋の中に落ちた。どこに落ちたか分からないけれど、部屋に入って歩きながら手を振ったとき「ぽつっ」という音がしたように思う。
電気製品に水滴がかかっていないかと思って見てみたけど、部屋が散らかっていてよく分からない。スタンドと電話機が紙に埋まっている。散らかす私が悪い。
電気製品と水。危険だ。
参った。困った。神経が尖ってソワソワした。
それでも水滴を見つけなければならない。探しまわった挙句、部屋の右側の床に水滴を見つけた。これか? これに違いない!と水滴をティッシュ代わりのトイレットペーパーで拭いた後、思った。
水滴は左手から落ちたのではないだろうか。水滴が落ちたときの感覚を思い出してみると、どうもそんな気がする。やはり水滴は、部屋の左側の電化製品の上に落ちているのではないか。
そう考えたら、アタフタして心臓がドキドキした。唾を飲む音が大きく聞こえた。
座ってみたけれど落ち着かない。もう収拾がつかない。
もうどうにもならん。私は死ぬんだ。
しょうがない。死んでもいい。火事になって死んでも自業自得だ(ただそうなったら近所に迷惑がかかるな)。
どうでもいいわ!
私は諦めた。そうしたら心が少し軽くなった。
薬を飲んで落ち着いた方がいいと思って薬を飲んだけど、それが効いたのかどうかは分からない。
落ち着いてみて思うのは、いや落ち着いたとは言えない、一時逃避してるだけだけれど思うのは、心配事は思うほど大したことじゃないのかもしれないということだ。
心配事が多くて毎日疲弊している。
私は実家でも強迫的なことを繰り返し、父と母に「心配しすぎだ」とよく叱られた。
私は「心配性」で「強迫性障害」なのだ。
気にするなと言ってもしてしまう。治らないのかもしれないけれど「病気なんだ。そういうものなんだ」と諦めて受け入れよう。
今さらではあるけれど、それが平穏への第一歩ではないかと思う。
頑張ろう。
ではまた😊