ポップ、ロックサウンドに慣れ親しんでいると私の場合、特にジャズは聴きにくかった。トランペットやサックスの音が苦手だったというのもある。でも最近音楽の好みは慣れではないかと思っている。ジャズと呼ばれる音楽を、何となく聴いているうちに好きになってきたのだ。厳密に言えば好きなものもあるというのが正しいのだけど。
以前「家は教育的水準が高かったのでジャズのレコードがあった」というようなことを語る大学教授の話をテレビで見て驚いた。細かいところは思い出せないけど、そんな感じのことを言っていた。
ハァ、こういう人がジャズを聴くハードルを高くしているんじゃないのかな。
クラシックの知識があることは教養だという人もいるが、ホントに? まさか!?
私は教養のキョの字も持ち合わせてない人間だけど、教養として音楽を聴いている人への嫌がらせとして、ジャズもクラシックもどんどん聴いていこうと決意している。コンプレックスねじれ系の意地だよね。
私も以前はジャズが好きなんて言う人のことを「お高くとまってる」なんて思っていたけれど、それは間違っていたと思う。ジャズファンにも私のようなコンプレックスまみれな人間もいるかもしれない。
ラジオバカで申し訳ないが、ラジオでジャズもクラシックも簡単に聴ける世の中で、音楽が聴く人を選ぶなんてことがあってたまるかい。選ばれし者が聴く音楽なんてあってたまるかい。
今はサブスクもあってハードルは下がっているのだから、もっと自由でいい。
私はまだ自由を手に入れてはいない。いつか自由になれるのかな。
ではまた🙂