またまた、ピート・シーガーの曲の話。
ピート・シーガーの「John Brown's Body」。この曲は聴いただけだと、かなり面白くて楽しくなっちゃってたんだけど、調べたら勇しくてカッコ良いことを歌っていた。何はともあれ日本で育った人なら、ニコニコしちゃう面白風味の曲だということは多くの方に同意してもらえるような気がする。
ヨドバシカメラのテーマ曲もこのメロディで、そう言えばそういうの聴いたかも。私が東京にいたとき聴いたような、記憶に薄いけど、どうだったっけ。
しかし私の地元でヨドバシカメラのCMは、やってないので聴いたことがないはずなのに、なぜか聴いたような気がするのは、どうやら童謡が原因らしい。
ごんべさんの赤ちゃん
かなり染みついているメロディ。
私如きが軽々しく語れる歌ではないのだが、こちらがピート・シーガー版。
完璧な歌詞載ってるサイトがなくて汗、これが1番近かった。日本語訳も載ってるので是非。
何て軽やかな!!!! こんな明るい曲調で悲しいことを歌っているんだよね。でも、どこか勇しくて胸が熱くなる。
元曲はリパブリック賛歌というアメリカの民謡。南北戦争での北軍の行軍曲。
ピート・シーガーにハマって分かったことはピート・シーガーは民謡などの紹介役として成り立っていたんだな。別に自分で作った歌ばかり歌っていたわけではない。
ジョン・ブラウンとは。
一言で言うと19世紀に奴隷制度廃止運動をしていて、過激過ぎて絞首刑されちゃったという人。武装蜂起とか武器庫襲撃とかしたりして、かなり人も殺している。自分の信じた正義のためなら血を流すことも厭わずという真っ直ぐさで、英雄か反逆者か今でも評価が分かれるところだそう。Wikipedia読んだけど、私もアンタ何やってんの的な感想もないことはない。
ちなみにジョン・ブラウンは白人。奴隷制度廃止運動をやった人と聞いて最初、黒人かなと思ったけれど。
Pete Seeger - Solidarity Forever
ピート・シーガーを聴きまくっていたら、やはりメロディがそっくりの曲を発見した。こちらもなかなか詞がいい労働歌なのだが、調べていたらこんな動画にぶち当たった。
...何かおかしいと思ったんだよね...
ん、んんぅ? どこかで聴いたって、私が聴いたことあるのって「おたまじゃくしはかえるのこ」じゃねぇか!! 小さい頃よく歌ったよ。っていうか全曲同じメロディじゃん。替え歌天国かよぉ。骨の髄まで滲み込んでるよ。ガビーン。
...と、ずっこけたところで唐突に今回は終わることにしましょう。
Pete Seeger「John Brown's Body」周辺のことでした。
ありがとうございました。
ではまた!😛