Yellow Studsというバンドが気になりYouTubeで動画を見たりApple Musicでたくさん曲を聴いている。何かこう、ひからびた感じが好きになった。
出会いはApple Music。ベスト100かなんかに入っていたのかどうなんだか、今となっては分からないけど「嫌っちゃいないよ」という曲の歌詞がよくて、気がつくとプレイリストに入れていた。歌詞世界がひきこもり的心に刺さった。
「嫌っちゃいないよ」は♫世界は君を嫌っちゃいないよ、という歌詞の優しい歌なんだけど他の曲も聴き、バンドの色はそうでもないことを知る。
他の曲には厳しい側面がうかがえる。
「汚い虹」は年老いた親への手紙であるかのような刺す感じが辛い。ひきこもりやニートには痛いかもしれない。大学は蹴ってバイトだけで生きて、汚い仕事で生きてきました、なんて歌われたらギャッと耳を塞ぎたくなる。年老いた人はそれで罵声を浴びせているのかどうなのか。辛い...
「ブーツ」という歌、日にちも分からん、曜日も分からんとか、笑ってしまう。ダメ男的やけっぱちが笑いを通り越して、笑わそうとは思ってないだろうカッコいい曲だけれども滑稽な感じがして面白い。歌詞が無業者の虚しさを歌っているように思ってしまえるのは自分がそうだからだけど。日にちも曜日も何も分からなくなってくる感じ、笑える。カッコいいよ。
聴いた印象、全体的に皮肉っぽい。斜に構えてて。社会の片隅で叫ぶみたいな。でも何かMVはお洒落で。ミッシェルガンエレファントにちょっと似てるか。
2003年結成、歴は長いバンドみたい。
Apple Musicで探検中。まだまだ探す。
ではまた🙂